白炭といわれるウバメガシを素材とした備長炭。
打つと金属のように高温で響き、そしてズッシリ重い。
安定した温度を保って長時間燃焼します。
備長炭とは、通常、カシの樹を原木として硬度(三浦式)15度以上の白炭を備長炭と言います。語源は元禄時代(江戸時代)、紀州(現在の和歌山県)の備中屋長佐ェ門が考案、販売したことからこの名称が付きました。
この備長炭とまたクヌギを使った茶の湯炭は世界最高傑作品と称され、炭火焼きは日本古来からの貴重な知恵と文化であります。
焼鳥などの串焼き、うなぎの蒲焼、焼肉・ステーキ、インテリア(炭火の演出効果)など
火持ちが長い
木炭の中では火持ちは一番です。
火力が長い時間安定
長い時間、一定の火力を保ちます。
温度の調整がしやすい
一定の火力を保つことから、うちわで扇いだりして、微妙な火力の調整も可能です。
火付けが長い
備長炭全体に火がつくまで、長い時間がかかります。
爆ぜにご注意
急激に加熱した場合、備長炭が爆ぜます。
備長炭といえばウバメガシをい使用した備長炭が代表的。灰が少なく火持ちが良いのが特徴です。
ウバメガシ備長炭と比べ、若干灰が多い、素肌がツルッとして綺麗なのも特徴です。
北海道や岩手などが産地。陶芸用の炭として用いられることが多い炭です。