A.
有害物質の吸着・分解
備長炭はシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒド・トルエンなどの吸着に非常に高い効果を発揮します。臭気成分を吸着しやすく、ペットのニオイやタバコの煙臭などもよく吸着します。また同時に吸着した化学物質を分解する自浄再生作用があります。
吸湿・放湿効果
木炭には周辺空間湿度を一定に保つ役割を果たす吸湿・放湿特性があります。(周辺空間が過湿時には木炭が吸湿、乾燥時には放湿する。)この効果は人間の快適な住まいづくりに有効なばかりではなく、建物・調度品の耐久性を高める効果があります。結露防止、カビ、ダニの発生を防ぎます。
静電気除去効果
備長炭は約1000℃で焼かれるため、焼けむらが少なく、炭化度は一定しています。そのため通電性があり、備長炭をシートやマット状にした場合、静電気の除去効果になります。
遠赤外線効果
備長炭を燃やすと赤外線の量が多く、焼鳥でも表面を焼き焦がすだけでなく、中まで波長が浸透して、均質に熱が通っていきます。この遠赤外線の効果は燃やしただけでなく、人の体にも同じであり、シート状・マット状にしたときにも得られます。遠赤外線により温熱効果があるため暖かく感じられます。