BBQでモテるには炭を制する!炭を知る編
masuda手軽にできるアウトドアといえばやっぱり「バーベキュー」。
なかなか大人数ではできない状況ですが、BBQは楽しむもの。
時間をかけず、スマートに美味しい料理や仲間との会話を楽しみたい。
家族であれば、奥様に、お嬢さんに、カップルでは彼女にカッコいいところを見せたいものです。
炭火を制することが一番カッコよく、モテる。 そこに炭の豆知識を話すことでさらに知的に!
そのための炭のいろいろなノウハウを伝授します。
目次
- まずは炭の種類を知る
白炭・黒炭・オガ炭・ブリケット炭 - BBQに向いている炭の特徴
各炭のメリット・デメリット - BBQにおすすめの炭は
1 まずは炭の種類を知る
炭には大きく分けると2種類の製炭方法があり、炭の性質が異なります。
BBQやアウトドアではあえて4つの大きな分類に分けます。
白炭
炭焼きの仕上げ段階で窯口から空気を送り、窯内を1000℃の高温にし、灼熱した木炭を窯外に引き出し、灰と土を混ぜて湿気を含ませた消粉をかぶせ、消火する 「窯外消火法」によって作られる炭です。
「備長炭」と呼ばれる炭も白炭で、一定の火力を保ち、火持ちがとてもいい炭です。
国産では樫を原木とした紀州備長炭、土佐備長炭など 海外産ではラオス産、ベトナム産、中国産などがあります。
- 皮がなく、叩くと金属音がする硬く、重い炭
- 表面に灰がついて白っぽいので白炭とも呼ばれる
- 火持ちはいいが火着けには相当時間がかかる
- においや煙はでないが、爆ぜる場合がある
黒炭
炭化温度が500℃~700℃と低温で焼かれる炭です。
そのまま窯内で空気の流入を止めて消火する「窯内消火法」で作られた炭です。
着火がしやすく、とても使いやすい炭です。
国産ではなら炭、かし炭、くぬぎ炭、
海外産ではマングローブやユーカリの炭があります。
- 軽く、やわらかい炭
- 炭化した樹皮がついて(ない場合もある)色も黒、断面も割れ目が多いのが特徴
- 火着けがよく、燃焼時間は短めだが、扱いやすい炭
- 国産はにおい・煙はほとんど出ないが、海外産は燻るものが多い
オガ炭
オガ炭は鋸屑・樹皮の原料を棒状に圧縮加熱成形したオガライトを炭化したもので、 炭の中心に穴が開いた、ちくわのような炭です。
着火には時間がかかりますが、火持ちの良い炭です。
窯外消火法で炭化したものと窯内消火法で炭化したものがある。
国産と海外産とがある。
- 天然炭(木そのものの形状でない)でない成型の木炭
- 火つけと火持ちは黒炭と白炭の中間位
- 形状は炭の中心に穴が開いており(開いていない炭もある)、四角、八角である
- 爆ぜたりすることはない
ブリケット炭
ヤシ殻や製材など原料を切断後炭化し、粉末化します。
凝固剤として水とでんぷんなどを木炭粉末に添加し、圧力をかけ成形された炭。
着火成分が含まれライターなどですぐに着火できるものもある。
- 着火しやすい
- 着火時はにおいがする
- 火力は弱め
- 燃焼時間は製品によって違うが、記載された数字よりかなり短い。
2 BBQに向いている炭の特徴
ではどの炭がBBQには適しているの?ですが
炭には次のような性質があります。
- 着火のしやすさ
- 燃焼時間
- 火力
- 臭い・煙の少なさ
- コスト
これら上記のような炭の性質を踏まえると
- とりあえず安くという方には・・・
海外産黒炭(マングローブ炭など) - 着火しやすさを求める方、アメリカンになりたい方なら・・・
ブリケット炭 - コストを抑えつつ、火持ちを求めるなら・・・
オガ炭 - ブランドにこだわるなら・・・
備長炭 *アウトドアでは火をつけるのは苦労しますが - BBQでモテるには!・・・
着火も容易で、においもしない「国産黒炭」 となります。
国産黒炭 バーベキュー木炭(くぬぎ炭)2kg
国産黒炭(くぬぎ炭)の高品質のベーベキュー木炭。2kg入の使いやすいサイズ
3 BBQにおすすめの炭は
結論として、少し価格は高く思うかもしれませんが、
なら炭、くぬぎ炭、かし炭の「国産の黒炭」がお勧めです。
海外産の黒炭(マングローブ炭、ユーカリ炭)などは、せっかくの楽しいBBQで、刺激臭を発し、目もしばしばし、煙をもくもくさせるような炭のため、嫌がられます。
女性からの意見では、いぶり臭が体につくのを嫌がる方が多いため、そのような炭を使うことはNGです。
煙や異臭で周り近所の方に気を使うのもNGです。
国産の黒炭は、そのようなにおいも心配することなく、着火もしやすく、火持ちもBBQで使う分には充分もちますので、おすすめです。
火力も火持ちも海外産黒炭よりいいので、少ない炭の量で足ります。
ちなみに炭屋目線の「良い炭」の基準は
着火のしやすさや燃焼時間は炭の性質で異なりますが
- ニオイがしない
- 煙を出さない
- 炎を上げない
- が当然の条件となります。
国産黒炭一覧
炭の知識を身につけて、使う炭もわかればつぎは
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